アベノミクスの語源(名前の由来)・歴史は? |
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アベノミクスの語源(名前の由来)
アベノミクスは自民党の中川秀直さんが付けた言葉です。
アメリカ合衆国の第40代大統領(任期:1981年1月20日-1989年1月20日)
ロナルド・レーガン(1911-2004年)が行った経済政策である「レーガノミクス」
にちなんで名づけられました。ただし、アベノミクスとレーガノミクスの政策は異なり、
アベノミクスが、@大胆な金融政策 A機動的な財政政策 B民間投資を
喚起する成長戦略でデフレーション(デフレ)脱却による景気回復を目指した
のに対して、レーガノミクスは、景気後退局面でありながら、物価が上昇する
スタグフレーションな状態を、減税政策による消費拡大で歳入額を増やし、
お金の供給量を減らす事でインフレーション(インフレ)を抑制し、
そのお金を軍事力強化に当てる政策でした。
アベノミクスの歴史
日本は1990年代初頭にバブル崩壊を経験して以来、長いデフレーション(デフレ)
状態が続いていました。1997年4月には、橋本内閣が消費税を3%から5%に
引き上げ、ますます消費は落ち込み、物価は安くなりました。
ノーベル経済学受賞者である、ポール・クルーグマンやジョセフ・E・スティグリッツは、
お金を大量に刷る事で民間需要増加に努める事が消費拡大・景気回復に
繋がると以前から述べていました。そこで、安倍首相は、日本銀行に対して
無制限の量的緩和策(金融緩和策)をとる事を決定しました。この政策により、
日経平均株価は上昇し、円安が加速した事で、景気は回復に向かう事となりました。 |
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